癒しホルモン「オキシトシン」分泌促進アート、アニメート・ワイヤーズ

触ってゆらゆら楽しいワイヤーアートの世界

癒やされる作品を創るとは・・・

time 2016/06/26

癒やされる作品を創るとは・・・

アニメートワイヤーズは「癒される」「針金セラピーだ」「病院の待ち合い室にひとつ」「一人暮らしのお年寄りのへや」「ペットを飼えない賃貸の家に」など、「面白い」「楽しい」という感想だけでなく「癒される系」の感想を多くいただいてきました。

自分は針金を制作を始める前、イラストレーターをしていました。科学雑誌や教科書、学習参考書、博物館の展示パネルなど一般的にリアルな説明図というようなものを描いてました。学術的に間違えちゃいけないなんて事もあり、自由に描く絵などに比べたら肩が凝り息が詰まる世界でした。

さらにある時からコンピュータを導入し描くようになりました。「描く」とは書きますが実際はキーボードを打ちモニターを睨め付け、マウスでぐしゃぐしゃ・・・筆、絵の具を使って描いてきたのに比べれば描いてるとは言いがたいのです。肩はこるし目は痛くなるし、楽しい時間かというと・・・(^_^;)

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針金を制作することは自分のカチカチに固まった体や心を癒やす時間であり、そして楽しかった。その楽しかった時間に出来た作品を見ていただくことで見ていただく方にも楽しんでいただければ思い、第一回目の個展を東京原宿で行ったのでした。

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だからそういう気持ちが入った作品だから「癒される」・・・とある友人は言ってくれましたが、違うんです。

こんな優しい癒される作品をつくる作者は優しく暖かい人・・そんなことを言ってくださった方もいらっしゃいますが・・・違うんです。そうじゃないんです。自分は裏表のあるせこくて嫌な性格、冷たい人間なんです。

優しい癒やされる作品を作りには自分も癒されていなければならない、幸せな生活を送っていなければならない。そう思ってました以前は。

ところが自分の実生活は辛いこと苦しいこと、情けない事、いろいろあり、むしろ自分が癒やして欲しいそんな状況に陥りました。

だから実際作品を作れなくなり、新作を創りだすペースが極端に遅くなりました。作家とは呼べない状態が続きました。

しかし、しかしなんとか個展に間に合わすようにやっつけに近い気持ちで作った作品でも「癒される」・・・という感想をやはりいただいちゃったんです。

上3つの画像の感想は、個展で第1回目から3回目までに頂いた感想です。下は2012年、もう4年たっちゃいましたが、最初の個展から私生活でのつらい時期を経て制作始めて10年目に頂いた感想です。

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嬉しい感想です。でもひねくれて荒んだ心の自分はわからなかったのです。「汚れちまった俺の手で人を感動させる綺麗な絵など描けるわけはない」昔何かで読んだ小説家?漫画?何かでそういうのがありましたが、まさにそんな心境でした。

 

しかしそれになんとなく納得のできる答えが見つかったのが今年の冬。幸福ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」というものがあると知ってからです。

針金はそのオキシトシンを出させるためのスイッチでしかないのです。オキシトシンを出してるのは作品見て触ってる人なのです。自ら幸せになっているのです。自ら癒やしてるのです。

そう、別に針金でなくてもいいし、もっと言えば本来、一番オキシトシンを出させるハグだったりスキンシップだったりでいいんですよね。

まあそう言っちゃったら元も子もないのですが、、なんとなく気が楽には成りました。

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